日本におけるスパイとは

スパイの専門家だった国が今ではスパイ天国に!
スパイの活動と言えばその大半が諜報活動になります。
諜報活動とは、情報を秘密裏に奪ったり、時には破壊することです。
ですが日本にそんなスパイ活動を防止する法律はありません。

でも歴史はおかしなもので、この国には戦国時代から今のスパイと同じような任務をこなしていた人たちが居ました。さらに、江戸の世ではそんなスパイを利用していた歴史もあるのです。
おわかりでしょうか? 日本のスパイ、それは皆さんご存知の「忍者」です。

彼らは今のようなわかりやすい衣装や、忍者イメージは無くその辺の農民や、商人、町人であったとも言われています。
在籍は各藩ごとの大名付で行動していたり、伊賀、甲賀と言った忍者組織に属する生活者であったことは今の研究で分かっている内容です。
その忍者を取り締まる忍者もいたりと、当時の日本においてその管理は徹底されていました。情報の大切さを当時の日本人はわかっていた事になります。

ですが、現代に戻すと、産業スパイはおろか、軍事スパイも日本で生活できるほどのゆるゆるな体勢です。

ジャッキー・チェンの父親がスパイであったことをジャッキー自体が告白していますが、環太平洋戦略的経済連携協定、通称TPPの主導権が中国に来るように中国のスパイが動いていた事件も最近では起きています。
一人の諜報活動によってその国の行く末が決まるのに、なんの取り締まりも防御も行わない日本はかなり狙いやすい国として有名になってしまっています。
諜報活動専門家であった忍者を擁した国が、いまでは諜報活動工作活動が楽な国になったとはご先祖様に申し訳が立たない程の体たらくなのです。